最終更新日 : 09/20/2024
2024年6月27日、多くのお客様にご参加いただき、今回は「最近のホテル事情」をトピックとして、弊社トラベル・ウェビナーを開催いたしました。ウェビナーにご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
ウェビナーで話した内容から、重要なポイントを抜粋し、こちらにまとめました。
近鉄トラベル・ウェビナー「教えます。ホテルの最新情報」より、クレジットカードでの予約保証について (youtube.com)
ここ最近、ホテルでもヒューマンタッチレス化が進んでいます。スマートフォンにアプリをダウンロードすれば、チェックインからチェックアウトまで、人の手を介さず完結できてしまう事もあります。ご宿泊者が手配したご自身の予約だと、とても便利でスムースにお手続きされるでしょう。
しかし、宿泊者ではない第三者のクレジットカードで予約を保証する場合、ヒューマンタッチレス化ゆえ、弊害が発生しているのも事実です。
ホテルは、予約保証時に登録されたクレジットカードをファーストプライオリティカードとみなします。ヒューマンタッチレス化のため、フロントデスクに寄らず、ルームキーはドロップボックスに返却してチェックアウト完了といった動線になっているホテルも多くみられます。
宿泊者がご自身のクレジットカードでお支払いされるには問題ないのですが、チェックイン時に、支払方法をお申し出にならない場合、必然的に予約保証で利用したクレジットカードに、宿泊料金が請求されます。
この問題を避けるには、可能であれば、ご宿泊者ご本人のクレジットカード情報の事前登録をおすすめします。それが難しいような場合は、「予約保証のクレジットカードとは別のクレジットカードで支払う。」旨を必ずチェックイン時にホテルへ知らせるよう、ご宿泊者様へお伝えください。それをしない場合、予約保証用のクレジットカードにチャージされてしまいます。その際チャージ後に払い戻し手続き、別のクレジットカードに再チャージするというのは、クレジットカードに対するセキュリティ上、物理的に不可となっています。どうぞ、ご注意くださいませ。
ホテルは、宿泊日の前日あたりに、各宿泊者のクレジットカードが有効か否かを確認します。
もし、クレジットカードの承認が下りない場合、宿泊費の支払い能力がないとみなされ、予約はキャンセルされてしまいます。限度額が十分あるのに、国外のクレジットカードで、セキュリティが厳しいカードなどは、承認されない場合もあります。事前に、クレジットカード会社へご連絡していただき、一時的に、限度額を上げたり、セキュリティを少し緩和するようにしてください。
また、かなり以前にご予約された場合は、クレジットカードの有効期限が切れている場合もありますので、有効期限にもご留意くださいませ。
出張費用精算に必要なFolio(宿泊明細書)。大型ホテルチェーンなどは、オンラインやスマートフォンアプリで後日Folioを取得できることもございますが、ほとんどの場合、個人情報保護のため、チェックアウト後に入手することは事実上不可となっています。
Folioが必要な方は、宿泊者ご本人様がフロントでFolio(宿泊明細書)を必ずお受け取りください。
また記載内容に間違いがないか必ずご確認いただき、間違いがあればその場で訂正を申し出てください。
特に、先述した予約保証用のクレジットカードにチャージされていないかのご確認をお願いいたします。チェックアウト時はお忙しいとは存じますが、よろしくお願いいたします。
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