最終更新日 : 06/18/2024
今年の2月、近鉄インターナショナルU.S.A.は、創立50周年を迎えました。
50周年記念イベントの一環として、ハワイの「The Genki Ala Wai Project」が行っているゲンキボールイベントに参加しました。ゲンキボールを作って運河に投げて、水を浄化するのが目的です。日本からはKNT-CTホールディングス株式会社から役員や社員も参加しての記念イベントとなりました。
ホノルルにある以前のアラワイ運河は、ヘドロが蓄積した魚が住める環境ではありませんでした。市民ボランティアThe Genki Ala Wai Projectの皆さんは、「泳げる・魚釣りができる水路」に戻すことを目標にとされてきました。ゲンキボールを作って、運河に投げる事が、水質改善に大きな役割を果たすそうです。The Genki Ala Wai Projectによると、現在カパフル通り側の運河のヘドロの高さが58センチから8センチまで下がったとの事、魚も見られるようになりました。
さて、ゲンキボールとは、一体何が含まれているのでしょうか?答えは、微生物です。有用微生物群(Effective Microorganism )が、ヘドロを分解して、浄化作用を促進させます。他の材料は、土、米ぬか、水など。それを混ぜて、ボール状にしたものが、ゲンキボールになります。
4人から5人ほどのグループに分かれて、ゲンキボール作りに取り掛かります。各テーブルには、ボランティアの方がついてくださり、作り方のアドバイスをしてくださいます。まずは、ふるいで土を濾しますが、地味に疲れる作業です。濾した土に、水以外の材料を足して、よく混ぜます。その後、水を調整しながら足し、団子状にこねていき、ゲンキボールの完成です。少し、お菓子作りに似ているかもしれません。ゲンキボールは、そのままでは運河に投げられないので、数週間、微生物の発酵や乾燥して固くなるのを待ちます。我々の作ったゲンキボールは、数週間後以降のゲンキボールイベント参加者が、運河に投げ入れてくれるでしょう。
いよいよ、運河にゲンキボールを投げます。水辺まで移動し、「ゲンキ・ホー」と掛け声で、一斉にゲンキボールを投げました。ホーといのは、againやreturnを意味するそうで、以前の綺麗な水になりますようにとの願いを込めて、ボールを投げます。この一つ一つのゲンキボールによって、少しずつ水が綺麗になっていくのだと感慨深く思いました。
The Genki Ala Wai Projectの皆さんのおかげで、有意義な体験をさせていただきました。ありがとうございました。
近鉄インターナショナルとして、自然の保全活動を通し、少しでも社会貢献に繋がれば幸いです。ハワイにバケーションに来られた際は、是非ゲンキボールイベントに参加してみてはいかがでしょうか。
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