!

現在、空港チェックイン、セキュリティ通過にかなり時間がかかっています。空港へは、お早めにご到着ください。

!

アメリカ入国で使えるモバイルパスポートコントロール(MPC)アプリをご存じですか?詳しくはこちら

!

日本で使うWi-Fi / eSIM の近鉄割引のお申込みはこちら

!

<重要なお知らせ> 日本以外の国へ旅行される方は、こちら外務省海外安全ホームページをご覧ください。

  • サスティナビリティ
  • ビジネストラベルマネージメント
  • レポート
  • 便利ツール

ポストコロナ 2024年の旅行 トレンド・トップ❺

最終更新日 : 08/27/2024

弊社ヒューストン営業所に所属する根本真樹子が、ヒューストン日本商工会会報ガルフストリームに寄稿した内容を掲載いたします。

ポストコロナ 2024年の旅行 トレンド・トップ❺

7月4日の独立記念日の週は約7,100万人が移動し、パンデミック前の合計をも上回る記録となりました。2019年の同時期と比べると、570万人も多い過去最大の渡航者数でした。

ビジネス旅行の出張量は依然としてパンデミック前の水準を大きく下回っていますが、インフレにより、出張支出の伸びが旅行の頻度(回数)を上回り、企業の出張支出は現在、パンデミック前の水準に近づいています。
また、ビジネストラベルのエコシステム全体で、会議テクノロジーの普及、ハイブリッドやリモートワークの急速な増加、ワーケーションと呼ばれる混合旅行のトレンドは、新しいタイプのビジネス旅行者や新しい種類のビジネストラベルの需要を生み出しています。
今回は2024年の旅行トレンド・トップ5を紹介していきます。

ガルフストリーム‗ポストコロナ 2024年の旅行トレンドトップ5

非接触型旅行(Contactless Travel)

米国国土安全保障省(DHS)は、セキュリ ティの有効性を高めながら、待ち時間を短縮し、乗客の体験を向上させることを目的とした研究開発プログラムを推進しています。DHSはスーパーマーケットのセルフレジに似たセルフスクリーニングを実験しており、今年、ラスベガスのハリー・リード国際空港で初めて一部の乗客に対して実装され ま し た 。
2025年までには 、TSAの“PreCheck”旅行者は靴を脱ぐどころか、セキュリティを通過するために立ち止まる必要さえなくなると発表しています。

ガルフストリーム‗ポストコロナ 2024年の旅行トレンドトップ5

プレミアム化

プレミアムエコノミークラスはパンデミック以降、運賃が下落したことでプレミアムキャビンの魅力をより価格に敏感なレジャー市場に拡大する影響を与えました。パンデミックによる貯蓄や賃金の上昇により、パンデミックのあいだ海外旅行ができなかった人たちの一部は、より豪華なキャビンにアップグレードすることを選択しました。レジャー旅行者の中には、長距離フライトでより快適に過ごすために追加料金を喜んで支払う人もいるでしょう。
パンデミックの余波を受けた航空会社は、エコノミークラスからステップアップしたリーズナブルな運賃で快適さを約束する航空機の新しいスペースの宣伝を急ぎました。

ガルフストリーム‗ポストコロナ 2024年の旅行トレンドトップ5

人工知能AI

ホテルはAIを搭載したインテリジェントなチャットボットを採用して、旅行者の問い合わせに迅速かつパーソナライズされた応答を提供するようになりました。AIによって推進される顔認証技術は、空港での身元確認を迅速化し、セキュリティを強化し、従来の方法に代わるシンプルでシームレスなプロセスを開始しています。
メッセンジャーアプリケーションの人気はしばらく前から上昇しており、Facebookには「M」、 Amazonには「Alexa」、AppleはSiriに加えて「Viv」、Googleは「アシスタント」サービスを発表しました。これらは、複雑なリクエストにも対応できるほど賢く、より多くのシナリオに対応するために常に改良されています。

ガルフストリーム‗ポストコロナ 2024年の旅行トレンドトップ5

パンデミック後の観光

進化する旅行者の好みと衛生ガイドラインに対応して、安全でかつ柔軟な旅行オプションに焦点を当てています。定期的な消毒や非接触型サービスなど、強化された衛生と安全の規格は、航空会社やホテルで標準となり、旅行者の信頼を得ています。
パンデミック後の観光は、アウトドアや混雑の少ない体験を重視しており、自然を基盤としたウェルネス旅行に対する需要の高まりに応えています。また柔軟な予約ポリシーと旅行保険による、不確実性の中での安心に関心が高まっています。

ガルフストリーム‗ポストコロナ 2024年の旅行トレンドトップ5

エコツーリズム

ユタ州にあるザイオン国立公園は、サスティナブルな輸送手段、エコロッジを提供する国立公園です。ナローズ、エンジェルズランディング、エメラルドプールズなど、公園の最も有名なハイキングトレイルへ通じる南北に走るザイオンキャニオンシーニックドライブは、冬季以外は公園運営のシャトルバスのみがアクセスできるようになっています。その無料シャトルシステムには現在、ゼロエミッションのシャトルバスが加わり、低GHGガス排出のプロパン燃料バスと電気バスを組み合わせて動力を供給しています。
ザイオンキャニオンシーニックドライブには9つのバス停留所があり、そのひとつザイオンロッジは100%風力で発電し、節水配管を備え、ミツバチ、鳥、コウモリを保護するための花粉媒介者保護区を作り、庭で独自のハーブを栽培しています。ロッジには充電ステーションの設備があり、電気自動車でロードトリップをしている旅行者にも対応しています。

ガルフストリーム‗ポストコロナ 2024年の旅行トレンドトップ5

ソロで米国内国立公園を旅した動画

「まきこの旅日記」もよろしくお願いします。

(近鉄インターナショナル 根本真樹子)

ヒューストン商工会広報誌ガルフストリームより出展いたしました。

関連リソース

    04/11/2024
  • レポート

レポート・JAL A350-1000新シート

先日、JAL主催のイベントで、JALの新機材A350-1000の座席(模型)を見させていただく機会がありました。ビジネス...

    04/04/2024
  • ビジネストラベルマネージメントレポート

Sanctuary Hotel New York ホテル視察レポート

弊社Kintetsu Preferred Hotelsは、大型メジャーホテルから、ブティックホテルまで、多数取り揃えてい...

    11/22/2023
  • レポート

JAL A350-1000 セミナー・レポート

11⽉15⽇、⽇本クラブにて、⽇本航空とJNTO(⽇本政府観光局)ニューヨーク事務所との旅行代理店向け共催セミナーがあり...

ビジネストラベルマネージメント

変化するビジネストラベルに対応

業務効率化

出張のために航空券やホテルを予約する際、あなたや従業員はどのような手続きをしていますか?

詳細

リスク管理

新型コロナウイルスによる未曾有のパンデミックを経験し、リスクマネジメントへの注目が高まっています。出張者の安全と健康を目的とした「リスクマネジメント」をご提案します。

詳細

コスト削減

急な出張、必要以上の出費!私たちの分析によると、企業出張の総費用の中で最も大きな出費は航空券代で、半分近くを占めている。また、手頃な航空券やホテルが必ずしも最適な条件とは限りません。

詳細

ガバナンス強化

現在のビジネスでは、企業が世界中に展開し、グローバルな事業活動を行うことが一般的です。その中でも、ビジネストラベルマネジメント(BTM)は、企業の従業員や経営幹部が頻繁に出張し、業務に関連する出張を適切に計画・管理することに焦点を当てています。

詳細